満員のローカルバスに揺られて電車の駅のある町へ行き、次の電車に乗って大きな街まで。
民族衣裳の貴重なコレクションが見られる民族博物館へ
民族衣裳だけでなく、貴重な写真も多い。
当時の日常を切り取ったものから、写真撮影のために一張羅をわざわざ着た非日常まで。
特に、農作業や、機織り、糸紡ぎをしている風景が興味深い。
■19世紀末 トランシルバニア地方の貴重な民族衣裳
ピーパチアンティーク
満員のローカルバスに揺られて電車の駅のある町へ行き、次の電車に乗って大きな街まで。
民族衣裳の貴重なコレクションが見られる民族博物館へ
民族衣裳だけでなく、貴重な写真も多い。
当時の日常を切り取ったものから、写真撮影のために一張羅をわざわざ着た非日常まで。
特に、農作業や、機織り、糸紡ぎをしている風景が興味深い。
■19世紀末 トランシルバニア地方の貴重な民族衣裳
4月間近。雪こそないけれど底冷えがする谷あいの村。
ストーブがいったん切れてしまうと薄っぺらい布団では肌寒く、ダウンを着て眠る。
困るのが一人シャワーを浴びると、2人目はお湯が足りなくなってしまうこと。
2年前にもルーマニアの別の村で泊まった時に悟ったことだけれど、綺麗な施設のこちらのこちらの宿でも、その点は同じのよう。
朝食をいただき、朝一本だけあるバスに乗る。
たった1日だけの宿泊なのが悔やまれる。また是非訪れたい場所。
昨日ご好意で見せていただいた清潔の部屋
うっとりするような手仕事の宝物がぎっしりと飾られて
中でもこの飾り枕に施された刺繍は、とびきり美しい。
刺繍枠を使用する。昨日訪れた教会にも寄進されていた この村独特の刺繍。
前日はヨガクラスに飛び込みで行って、思いの外きつくて疲れて寝てしまい、夜中に起き出してパッキング。
朝一の飛行機でルーマニアへ移動する。
大好きな古い地下鉄の路線がリニューアル工事中で、いつもとは別のルートの空港バスに乗る。
デアークフレンツテーから出る100番のバスは、BKKの一週間チケットなどとは別に特別料金だけど、空港直通で、早くって良いです。
LCCなので、荷物の量が気にかかってナーバスになっていたけれど、特に調べられることもなかった。
ピー姉が出発前に購入したポケットwifiルーターが、ハンガリー国内でも、ルーマニアでも、どうにもこうにも繋がらなくて、空港であがいていたけれど、諦めて町へ出る。
今日は1日に1本しかないバスに乗って行くことができる山あいの小さな村に宿を取っているのだ。
お水などを買い込んで、調べておいたバス乗り場へ向かう。
が、そのバス乗り場からは、その村へ行くバスは出ていないことが判明する。
調べたことが間違っていることは、ルーマニアではよくあることとはいえ、問い合わせ先は運転手さんの携帯電話だけ、おそらく相手はルーマニア語しか通じない、たとえ電話で場所を聞けたとしても町の地理もわからない、バスの発車予定時刻まではあと30分。。。
どうしようかと途方にくれていると、近くでバスインフォメーションの女性との会話を聞いていた若い女性が、私たちに手を差し伸べてくれた!
テキパキと運転手さんに電話をして正しいバス停の場所を聞いてくれたのだ!!
ありがとう!お姉さん。
そのメモを持ってタクシーのおじさんにモタモタと説明していると、私たちを気にかけてくれていたお姉さんが、歩み寄ってきてタクシーのおじさんに事情を伝えてくれて、無事にバスに間に合うことができたのだった。
ありがたいことです。
ルーマニアでは不便なことや、いい加減なことも多いんだけれど、今までもローカルの方に何度も何度も助けてもらって、事なきを得て、良い思い出として印象深くずっと心に残っている。
あの町のバス停ではあのおじさんが、助けてくれたな。あの運転手さんが特別に目的地まで連れて行ってくれたな。優しさが私のルーマニア地図にマーキングされている。
人の優しさに触れるたびに、あったかい気持ちになる。どんどん大好きになるルーマニア。
出発の時から定員満席のローカルマイクロバスに乗って、1時間半の道のり。
途中で更に乗ってきて、小さなバスは立ち乗りギュンギュン。山を越えてから一人、また一人と下車して、私たちが最後の乗客になった。
この辺りでは大きな山あいの村。住民のほとんどがハンガリー系で、周りの村とはほとんど交流がなく、独特の伝統文化が守られている村だ。
イースター前 静かな教会。夕方のお祈りが始まる。
村のおじいさん、おばあさんが可愛らしくてつい隠し撮りしたくなっちゃう。